だれも評価していない作品を読んでみる 8

久しぶりに感想です。
気分転換に最適ですしね。ぐしゃぐしゃとした時は他人様の作品を読むことが一番かもしれません。
さぁて、今回はどんな作品と出会えるのか……。
今回は長編は除きたいと思います。たくさんの作品に目を通したいと思っているからです。あしからず。
あくまで感想です。本当に感想。チキンですので、直接感想欄には書きません(；´∀`A
こうやって皆様に紹介して、作品のアクセスが増えることを祈ります。

テンプレートはこちらです。

【タイトル】　【短編か長編か】　【ジャンル】　【作者】
【あらすじ】

読み終わって一言感想：「」


なお、FFは読みません。元ネタまで読もうとは思えないためです。
ランダムに表示されるので、タイトルとあらすじで選んでおります。では続きからどうぞ。

【２人の約束。】　【短編】　【ジャンル：その他】　【宇佐美】
【あらすじ】
父親を探しに行くと親友と約束をするが…友はいなくなった。会うことのできない友との思い出を描いた涙がこぼれる小説。

読み終わって一言感想：「泣けなかった」
友情を扱った作品でした。うーん。何か消化不良です。文中に「♪」が出てくるとどうも……。
後書きによりますと、実際のお話だそうです。すごい体験ですね……。
「本当楽しそうにあなたとの話をするんですよ。…でもあの子は、自殺しました」
千夏は黙って話を聞く。
なんで自殺したんだ(；´Д`A 　きっと、私だったら聞いてしまうような気がしますが……。

【雨空、足音、きみの声】　【短編】　【ジャンル：学園】　【蔦野】
【あらすじ】
自分は母親に必要とされていない。中学二年の少女・祥(さち)は、一年前に双子の弟・幸(ゆき)を亡くしてから強くそう思うようになった。そんな彼女の元に、姿が見えないながらも亡くなったはずの弟が戻ってくる。弟が見える親友、自分を好きだという少年と過ごすなかで、祥はどう家族と向き合うのか。2007年度コバルトノベル大賞２次選考通過作。

読み終わって一言感想：「おもしろー！」
いやぁ読み応えあります！　面白かった！　面白くて感想送っちまった(；´Д`A 　これぐらいのレベルじゃないと二次通過できないんですねぇ。面白かったのに、二次かぁ(；´∀`A 　現実は厳しいですねぇ。シリアスな場面と思わずくすっと笑ってしまう会話がうまーく混ざり合っています。短編にしては長い作品なんですけど、情景も読んでいて頭に思い描くことができ、すらすらと読めます。
あえて本文引用はしません！　面白いのでぜひ読んでみてください。にしても、なんで今まで、誰も感想やら評価を送っていないんだ(；´Д`A 　これだから評価されていない作品を読むのは面白いぜ……ふふ。

【有名画家の息子】　【短編】　【ジャンル：推理】　【空風灰戸】
【あらすじ】
絵に興味を持つ谷川は、お金を持っていない。そのため絵を購入はできないが、その作者に感想を送ることをしているのだが、桧山幸久という画家から返事をもらい、デビューのパーティーに参加しないかと誘われた。彼は、そのパーティーに参加するため、友人の岩上を連れて、山奥の彼の別荘に向かった。

読み終わって一言感想：「ほうほう」
初めて推理のジャンルを読んだと思います。私推理小説が好きで、本もいくつかあるんですが、推理を書く人って凄いと思います……。でも動機がいまいち、私の頭では理解できませんでした。トリックは理解できました。
　岩上は、谷川と桧山にも座るようにいって、自分は前に出て行った。そして、彼はいった。
「この事件の真相をお話しましょうか」
謎は全て解けた、じゃないですけど推理の決め台詞って好きです。

【秋色Kiss】　【短編】　【ジャンル：恋愛】　【竹仲法順】
【あらすじ】
二〇〇七年九月。僕と詩織は都内の同じ会社で働きながら、互いの部屋に上がり込んで愛を深め合う仲だった。僕も詩織も互いに満たし合いながら、二人きりの時間をゆっくりと過ごしていた。秋が深まり十月になって、詩織は僕にある重大な事実を打ち明けるが……。気鋭の作家が書き下ろす恋愛短編！

読み終わって一言感想：「よかったね」
なんと感想を書けばいいのか迷ってしまう……。これ読み終えて思ったんですけど、R15とR18の境ってなんですかね。この作品、そんな描写がいきなりあるんですが。うーん、結局何を言いたかったのかわかりません……Hから結婚に至るまでの話でしょうか。うーん。わからん。


今回はここまで。
今までの感想の中で、二番目の作品は本当に一番の作品でした。お勧めします。
だれも感想やら評価を受けていない作品で、良い作品を発掘できるとなんだか嬉しいですね(*´∀`)