超えた

えぇ全く低レベルの話なんですけど、サモチェリのユニークアクセスがとうとう、赤い瞳を超えました！
ﾔｯﾀｰ。
自己新記録！　ですよ(￣∀￣*)
皆様のおかげです、ありがとうございます<(_ _*)>

……昨日の続きなんですが、まだ本読み終わりません……。言い訳ですが、バイトがあると読めないorz
おまけに全然論述も書いていない……。ぬぅ、ひとまず中間発表文だけはやらねば。
昨日の記事に拍手くれた方、ありがとうございます。
手なし娘の話に拍手なのか、私に励ましの意味での拍手なのか……不明ですが……今日も読んだ昔話の中から、一つを紹介しちゃおうと思います。

文福茶釜の内容を要約してみようと思います。復習ついでですので……。
あくまで、私が読んだ本に書かれた内容ですので、皆さんが知っている内容とは違うかもしれません。ですが、どちらも嘘ではないと思います。昔話は口承で伝えられているため、同じ話、似たような話が広く分布しております。……これも本に書かれていたことです。

長くなってしまったので続きからどうぞ。

　貧乏な爺さんが芝刈りに行くと、山で狐をいじめている子どもを見つけます。かわいそうに思い、爺さんは子どもそれぞれに一人百文を渡し、狐を買います。そして「山を降りたらまた捕まるからもう捕まるんじゃないぞ」と言って狐を逃がします。
　すると、次の日その狐が爺さんの家にやって来ます。狐は「昨日助けられた狐です」と名乗りますが、爺さんは「恩返しされるために助けたんじゃない。かわいそうだから助けた。畜生の身でありながら、そのように言ってくれるだけでありがたい。また子どもに見つかるといけないから、早く山へ戻れ」と言いました。すると、狐は泣きながら擦り寄ってきて、「釜にばけるから売りさばいてくれ」と言い化けてしまいます。
　そのまま放っておくわけにもいかず、爺さんは言われたとおり寺の和尚さんに売りに行きます。買った和尚さんは小僧に釜を洗うように言いますが、そのたびに狐は痛がり、夜になって逃げ出しました。
　すると、また狐が爺さんの所へやって来て「売った金で着物やら櫛やらを買ってくれ。それで俺が綺麗な女に化けるから女郎屋へ行って売りさばいてくれ」と言います。そして、売りに行きました。そして、狐は暇を貰ってそのまま逃げました。
　すると、また狐がやって来ました。「今度は馬に化けるからそれを売りさばいてくれ。今度で最後になるかもしれないから、今日を俺の命日として、時々思い出して参ってください」と言いました。爺さんは狐のおかげで不自由ない生活を送れていました。「やめてくれ。お前のおかげで不自由ない生活ができている。もうお前は何もしてくれなくていい」と言いましたが、狐は馬に化けてしまっていました。仕方なく、爺さんは馬を長者の家に売りに行きました。
　狐である馬は重い荷物が持てず、山の途中で倒れてしまいました。それを見た男たちは馬を責め上げ、そのまま放置して行ってしまいました。そして、狐はどこかへ行ってしまい、姿が見えなくなりました。
　爺さんは狐のおかげで長者となり、遺言を忘れることなく屋敷内に立派なお堂を建て奉り、月の十九日には爺さんも婆さんも狐の後生を祈ったそうです。

ってな内容です。……なっが。すいません(；´Д`A
気に入ったのは、やっぱり狐の恩返しと爺さんの狐に対する思いやりですね。
狐が初めて爺さんの家に訪ねて来たときの言葉がいいんです。

恩返しをしてもらうために、助けたんじゃない。また捕まるといけないから早く帰れ。

なんて良い爺さんなの(ﾉДT)
狐が泣いたのが良く分かります。他の昔話を読んでいると、狐ってかなり嫌われているんです。
それがこの話では良い狐として描かれているので、それも印象に残った要因です。

……いい話多いですよ、昔話。
凄いですよね、昔の方々。どうやってこんな物語を作ったんだろうか。。